八女茶の歴史とは?
八女茶の歴史は1423年中国(明)で学んだ周瑞禅師が茶の種を持ち帰り、八女郡黒木町笠原に霊厳寺を建立して、茶の製法、喫茶法を伝えることにより広まりました。その後長崎で外国貿易商による九州のお茶の取引が行われたことで八女茶の生産は急激に増加しました。
八女は昔からお茶の栽培として、たいへん好条件な地形で、筑後川と矢部川両河川から運ばれた土砂(腐葉土)が交互に堆積した肥沃な土地となっており、そこで栽培されたお茶は甘味、旨味、コクが感じられるおいしお茶に育ちます。さらに、昼間は温かく、夜間はグッと冷え込み寒暖の差の大きい気候と、年間1600mm~2400mmの降水量が、八女茶をおいしくする自然の恵みが功を奏したといえます。
八女茶の特徴は?
八女茶の特徴は、旨味と甘味そして香りです。八女茶は八女伝統本玉露が最高級絶品としてトップにあります。玉露は低温でお茶を淹れると、渋みのない甘さや旨味が格別です。一度飲むと、忘れられない味とも言われています。その理由は生育方法にあり、栽培する二週間前より、被覆栽培と言って稲わらを被せて日光を遮断し、手間暇をかけます。こうすることで、タンニンなどの渋み成分が作られなくなり、甘味がぐんと引き立つお茶になります。
八女伝統本玉露のおいしさ
はじめて八女茶の玉露を飲むと、その旨味に驚きます。
普通の煎茶とはまったく違った味で、お茶好きの人からは、まるで出汁のような旨味と言われています。
八女茶の最高峰とされる八女伝統本玉露は、福岡県八女市で作られる品質、生産量ともに日本一を誇るお茶です。
八女伝統本玉露は高い品質を誇り、現在日本を代表するお茶のブランドとして世界に羽ばたいており、世界各国にファンを持つほどに、知名度も高くなっています。
飲んだことのない方はぜひ、八女伝統本玉露を飲んでみてください。きっとその素晴らしさに圧倒されるでしょう。