緑茶生産の原点は、昔ながらの手もみ製茶技術にあると言っても過言ではありません。
去る、10月28日、八女市立花町担い手研修センターにおいて、福岡県八女茶手もみ研究会主催(松延力会長)による手もみ技術研修会が行われ、お茶の生産者や販売者、日本茶インストラクターなど総勢30名が熱心に取り組みました。茶葉は冷凍保存された1番茶の蒸し葉が使われました。
本年11月10日には「全国手もみ製茶技術競技大会」が静岡県藤枝市で開催されます。福岡県より2チームが参加予定で、上位入賞へ向け熱の入った研修が行われました。
来年は福岡の八女茶発祥600年を迎えるため、先人から伝わった高度な手もみ製茶技術を次の時代へ繋いでいくため、研究会の役割も大変意義深いものがあります。