2023年「八女茶発祥600年」

yame 600 anniversary 八女茶 600年 祭

福岡の八女茶 【ふくおかのやめちゃ】の歴史

福岡県の茶業は、1191年、中国(宋)に学んだ栄西禅師が脊振山に茶の種子を播いたことに始まります。お茶は福岡県を代表する特産品のひとつで、なかでも八女地区(八女市・筑後市・八女郡)は全国的にも名高いお茶の産地。恵まれた風土と伝統あるすぐれた技術により生産される「福岡の八女茶」は、煎茶、玉露ともに香り豊かでうま味のある高級茶として全国各地の人々に愛されています。また、「八女伝統本玉露」は、2015年に新たにスタートした日本各地の農林水産物などの特産品を、国が知的財産として保護する、地理的表示保護制度(GI)に、全国で初めて登録されました。

八女茶は、日中の気温が高くて夜間は冷え込むという気候である福岡県八女市で、昔から作られてきた高級玉露です。また、八女茶は高級玉露として知られているため、日本有数の高級茶産地としても有名なんです。

八女茶 高級茶 茶葉

福岡県の高級玉露で知られる八女茶の特徴は、甘くてコクがある美味しいお茶として人気があります。これは、日中の気温が高くて夜間は冷え込むという気候の特徴が活かされていて、甘くてコクのある特徴が人気の高級玉露が生み出されているためです。

茶葉の特徴がしっかりと出ている高級玉露だからこそ、日本有数の高級茶産地として、お茶の販売平均単価が日本一高いという特徴もあります。

福岡で美味しいお茶を楽しむなら、八女市へと言われるほど茶畑が多いという特徴があります。茶畑に霧靄が朝には立ち込めるという美しい光景を眺めることもできる地域でもあります。

20180425玉露茶摘み 040
20180425玉露茶摘み 040

ふだん何気なく飲んでいる日本の緑茶は800年以上の昔から飲用され続けられています。
お茶の中に私たちの健康保持のための有効成分が沢山含まれていることが明らかになりました。

令和 3年度 全国茶品評会 結果

八女茶 高級茶 

第75回全国茶品評会特別賞受賞者及び産地賞

(令和3年度 開催地:静岡県静岡市)

玉露と煎茶2部門で産地賞を獲得

令和3年 11月16日~19日の4日間にわたり、静岡県で日本一を決める全国茶品評会が行われました。

日本全国から生産される各茶種の中から今年の日本一が選ばれます。さらに各部門での上位入賞者が多い産地には、産地賞が贈られます。

第75回全国茶品評会では、八女市が玉露の部・煎茶の部(4kg)の部において、産地賞をダブル受賞を果たしました。

玉露の部では、21年連続の受賞、普通煎茶の部では初の受賞!

八女市の玉露生産者の方は、中山間地域の急こう配茶畑で生産されることが多く、1番茶しか摘み取りをしないため生産量は煎茶と比べて多くはありません。
高級と言われる玉露ですが、その香りは香ばしい覆い香に、出汁のようなうまみと甘み。
1杯味わえば、贅沢なひとときを感じていただけます。

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