福岡県産 八女茶 について
福岡県産 の代表するお茶として、八女茶 があります。
その歴史は古く、今年600年を迎えます。
地道に丁寧に、伝承を守り抜く製法が、日本だけでなく、世界へも通じる味として
知られております。
ぜひ、飲まれたことのない方は、一度八女茶をお試しください。
八女茶 の歴史について
福岡県の茶業は、1191年、中国(宋)に学んだ栄西禅師が脊振山に茶の種子を播いたことに始まります。
そして、お茶は福岡県を代表する特産品のひとつで、なかでも八女地区(八女市・筑後市・八女郡)は全国的にも名高いお茶の産地です。
また、恵まれた風土と伝統あるすぐれた技術により生産される「福岡の八女茶」は、煎茶、玉露ともに香り豊かでうま味のある高級茶として全国各地の人々に愛されています。
そして、「八女伝統本玉露」は、2015年に新たにスタートした日本各地の農林水産物などの特産品を、国が知的財産として保護する、地理的表示保護制度(GI)に、全国で初めて登録されました。
八女茶は、日中の気温が高くて夜間は冷え込むという気候である福岡県八女市で、昔から作られてきた高級玉露です。
また、八女茶は高級玉露として知られているため、日本有数の高級茶産地としても有名です。
美味しい 八女茶 の淹れ方
- 使用するお茶の種類と品質特性を知る。
- お湯は必ず沸騰させないとお茶のうま味が出ない。
- 1回分のお茶の分量、湯量、湯温を加減する。
- お湯を注いでから煎出する時間を調節する。
- 茶碗ごとの湯量と濃度が均等になるよう廻し注ぎをする。
- 冷茶はお茶と水を入れたポットを冷蔵庫に入れておいて注ぐと水色が赤くならない。
※急ぐときは氷で冷やしても良い。 - 開封後は新鮮なうちに早く飲んでください。
八女茶が世界に誇る伝統本玉露
福岡県が誇る高品質玉露の生産を維持し、福岡の八女茶全体の銘柄高揚を図るため、玉露本来のつくり方をしたものを「伝統本玉露」と称することとし平成9年産から実施しました。
「伝統本玉露」を生産する基本的技術は次のとおりとする
- 自然仕立ての茶園とする。
- 肥培管理が十分行われた茶園とする
- 被覆は棚掛けの間接とし、稲わらを使った資材とする。
- 摘採は手摘みとする。
- 茶葉が硬化しないよう、適期に摘採する。
- 生葉管理に注意し、欠陥なく製造されたものとする。
以上の基本技術を満たして作られ、JA全農ふくれん茶取引センターに「伝統本玉露」として上場され共販されたものを「伝統本玉露」とする。
丁寧に育てられた八女茶をさらに厳選したものが、八女伝統本玉露です。
日本のみならず、世界の舌をもうならせる、希少で素晴らしいお茶です。
必ず、飲む価値のあるお茶として自信を持ってお勧めできます。
ぜひ、一度飲んでみてください。
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