福岡の八女茶

八女茶(やめちゃ)の特徴と歴史

日本でも有数の高級茶の名産地 から採れる

平成13年(2001年)から令和6年(2024年)まで24年連続日本一のお茶 全国茶品評会結果

八女茶の特徴と歴史 目次

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八女茶公式ロゴマーク

八女茶の特徴

tea leaf picking yame yamecha oacha japanese tea

1 「福岡の八女茶」摘み取り時期

福岡県で生産するお茶は「福岡の八女茶」あるいは「八女茶 やめちゃ」と呼称されています。
八女茶一番茶の摘採が4月中旬に始まり、5月上旬に最盛期となります。
 
二番茶6月中旬から7月上旬三番茶7月下旬から8月上旬に摘採されます。
 
福岡県では8月上旬までに三番茶の摘採が終われば、秋の生育停止期までに越冬する枝葉が充実し硬化します。
 
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2 質を重視した「芽重型」

平坦部の茶園は8月上旬までに三番茶の摘採が可能となりますが、二番茶まで摘採して三番茶を摘採しない茶園がほとんどです。
この理由としては、秋整枝面の芽数を少なくし枝葉を大きくしっかりしたもの(芽重型)としたほうが、芽数が多く小さい枝葉の芽(芽数型)より、一番茶の品質がよくなるからです。
bud leaf yame yamecha
dentouhongyokuro

3 あまく、旨みの強いお茶

芽重型の芽を摘採したら、よく蒸し(深蒸し)てお茶を作ります。出来上がったお茶を急須で淹れるとグリーンになり、「あまくてコクがあり旨みの強い美味しいお茶」が八女茶の特徴です。

また、福岡県は高級玉露の産地として知られていますが、玉露は八女市山間部の黒木町、上陽町、星野村で生産されています

玉露の被覆は化学繊維で織ったネットが多くなっていますが、八女の伝統本玉露は昔ながらの稲わらを使用して被覆を行っており、全国茶品評会で20年連続で農林水産大臣賞と産地賞を獲得しています。

gi yamecha ocha

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(八女茶の歴史)

八女茶発祥600年のはじまり

今から約600年前の日本は室町時代の中頃にあたり(応永30年、1423年)、明国(現・中国)で禅の修行を終えた栄林周瑞禅師が、筑後国鹿子尾村(現・八女市黒木町笠原)庄屋・松尾太郎五郎久家に、持ち帰った茶の種子を与え製茶技法とともに一般に伝え広めたことが「八女茶」のはじまりとされ、今年(2023年)で600年を迎えます。

「八女茶発祥の地」と伝わる霊巌寺は、松尾太郎五郎久家の援助を受けて建立されたもので、毎年、八十八夜(5月2日)に栄林周瑞禅師を偲ぶ
「献茶祭」が執り行われます。

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