八女茶 の歴史 八女茶の始まり
八女茶 の歴史は、今から約600年前が始まりとされています。
栄林周瑞禅師が、明国(現・中国)で禅の修行を終え、福岡県八女市の深い山の中にある霊巌寺にて持ち帰った茶の種子を与え、栽培方法などを伝えたとのことです。
福岡県を代表するお茶「八女茶」。
霊巖寺が八女茶発祥地と伝承されています。
また 八女茶 は、矢部川と、その支流である星野川など清流の恵みと朝晩の寒暖差が功を奏しているます。
また、地形は霧が発生しやすく、それが、山の斜面を覆い、太陽の光を適度に遮断することで、お茶栽培には大変適しています。
自然の恩恵を受けて、伝統ある優れた技術により栽培されています。
そうして、仕上がった 八女茶 は、芳醇な香りと濃厚な味わい、そしてまろやかな旨味甘みが特徴です。

日本一のお茶「八女茶伝統本玉露」
八女茶の中でも、存在感を表す「八女茶伝統本玉露」
一口飲めば、誰もが忘れられない味わいに驚くほどです。
このお茶は、栽培方法にもひと際こだわり抜いた技法が特徴です。
①茶樹を直接覆わず棚を作る②枝葉を刈らずに伸ばす自然仕立て③藁などの天然素材を使って覆う④すべて手摘みをする
これが、決まりとなっています。
この決まりを全て完璧に守り抜いてこそ、日本一と呼ばれるお茶が出来上がります。

世界にも認められたお茶
八女茶 は、伝統的な製法と手間暇かけた栽培によって、上質な煎茶や玉露を生み出しました。
そして「八女伝統本玉露」はニューヨークでも高い評価を受けるほどです。
八女伝統本玉露は、まろやかなうま味と甘み、コクが特徴です。
また、お茶を淹れた後の茶葉は、酢醤油をかけて食べることができ、絶品とされています。
品のある味わいは、お茶好きにはもちろん、お茶初心者の方にも評価され、今では、海外ファンも数多くいらっしゃいます。
それは、八女茶が歴史とともに伝統を守り続けてきたことにあると言えます。
世界に誇る日本のお茶として、八女伝統本玉露は君臨しています。
ぜひ、一度ご賞味ください。



八女茶には、種類がたくさんあります。
それぞれにおいしさがあり、風味や味わいを楽しんでいただけます。
ぜひ、八女茶の良さを知っていただき、ご堪能いただければと思います。