・福岡県茶業の歴史
茶の栽培、製茶、喫茶が日本でいつから始まったかについては諸説があるが、栄西禅師が1191年にちゃの種子を中国(宋)から持ち帰り背振山に播いたのが始まりとされている。
今から約600年前の日本は室町時代の中頃にあたり(応永30年、1423年)、明国(現・中国)で禅の修行を終えた栄林周瑞禅師が、筑後国鹿子尾村(現・八女市黒木町笠原)庄屋・松尾太郎五郎久家に、持ち帰った 茶の種子を与え製茶技法とともに一般に伝え広めたことが「八女茶」のはじまりとされ、2023年で600年を迎えます。