「福岡の八女茶」ができるまで
茶葉栽培管理カレンダー
■ 2月
春整枝(摘採面を均一にする)
春肥の施用
春肥の施用
■ 3月
防霜対策(防霜ファンの点検、始動)
茶苗の定植
春肥の施用
病害虫防除
■ 4月
芽出し肥の施用
一番茶摘採(中旬より茶摘み開始)
病害虫防除
■ 5月
一番茶摘採
中切り、深刈り更新(茶園の若返りのための剪定)
夏肥の施用
病害虫防除(一番茶摘採後)
■ 6月
二番茶摘採
茶苗さし木(夏ざし)
■ 7月
三番茶摘採(一部の茶園)
土壌改良材の施用
病害虫防除
■ 8月
深耕(踏み固められた畝間を柔らかくする)
秋肥の施用
病害虫防除
■ 9月
茶苗さし木(秋ざし)
秋肥の施用
病害虫防除
■ 10月
秋整枝
(一番茶に古葉が混入しないように摘採面を均一にする)
■ 11月
病害虫防除
荒茶加工【一次加工】工程(4時間)
お茶の葉を蒸気で蒸します。
表面の水分を取り除きながら冷やします。
表面の水分を取り除きながら冷やします。
揉みながら、熱風で乾かします。
お茶の葉に力を加えて、水分の均一をはかりながら乾燥します
お茶の葉に力を加えて、水分の均一をはかりながら乾燥します
お茶の葉に熱と力を加え形を整えながら乾かします。
揉み上げたお茶の葉を十分乾かします。
ここでの工程で出来たお茶は荒茶と呼ばれます。
もとの生葉の20%程の量になります。
ここでの工程で出来たお茶は荒茶と呼ばれます。
もとの生葉の20%程の量になります。
大半が農協共販によって茶取引センターに出荷され、茶商に販売されます。
入札会
仕上げ加工【二次加工】工程(4時間)
荒茶を購入した茶商は次のような仕上げ茶への加工を行います。
荒茶は形状が不揃いなので、ふるいにかけ、粉、木茎などを取り除き、切断してお茶の形を整えます。
お茶を火入機により、よく乾燥させ青みを取り除き、さらにお茶の香りや味をつくりだし、製品価値を高めます。
できあがったお茶に品質のむらがないよう合組し均一化をはかります。
※ここまでの工程でできたお茶を仕上茶と呼びます。
※ここまでの工程でできたお茶を仕上茶と呼びます。
ブレンドされたお茶をチッ素充填で品質劣化防止を行い袋詰めします。