八女茶 で1年を始める 歴史ある お茶

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八女茶 で1年を始める 歴史ある お茶

2024年が始まりました。
年の初めにお茶を飲むととても縁起が良いとされています。
そして、その1年の始まりに飲むにふさわしいお茶があります。
それは、日本一高級な八女茶の産地の目でも鼻でも舌おいしさを味わうことの出八女茶です。
京都や静岡など全国に有名な日本茶の生産地はありますs。
けれど、福岡の「八女茶」もそれらに負けていないどころか、
毎年行われる「全国茶品評会」において、農林水産大臣賞を連続受賞しています。
まさに、偉業を達成しています。
しかし、八女茶の生産量は全国の年間日本茶生産量の約2%に過ぎません。
量より質を重んじ、昔ながらの製法にこだわっていることが農林水産大臣賞を取るまでの成果にあらわれています。

yamecha600 八女茶 八女茶茶畑

歴史ある八女茶の育つ茶畑

そんな八女にはあちらこちらに茶畑があり、その壮大な風景をみるのもおすすめです。
新緑の時期には摘み取られるのを今か今かと待つ葉が風に揺れる光景がとても美しい、茶畑です。
お茶の歴史としては、栄林周瑞禅師がかつて学んだ蘇州霊巌寺の風景に似ていたことからこの地を選び、1423年に建立しました。
禅師は明から持ち帰った茶の種をまき、製法を伝授したといわれています。
それが八女茶の始まりです。

歴史的なお茶 八女伝統本玉露

福岡県が誇る高品質玉露の生産を維持し、福岡の八女茶全体の銘柄高揚を図るため、玉露本来のつくり方をしたものを「伝統本玉露」と称することとし平成9年産から実施しました。

「伝統本玉露」を生産する基本的技術

八女茶 八女伝統本玉露
  • 自然仕立ての茶園とする。
  • 肥培管理が十分行われた茶園とする
  • 被覆は棚掛けの間接とし、稲わらを使った資材とする。
  • 摘採は手摘みとする。
  • 茶葉が硬化しないよう、適期に摘採する。
  • 生葉管理に注意し、欠陥なく製造されたものとする。

以上の基本技術を満たして作られ、JA全農ふくれん茶取引センターに「伝統本玉露」として上場され共販されたものを「伝統本玉露」とします。

八女茶は23年連続日本一に!

八女玉露 全国茶品評会 23年連続産地賞受賞
全国から832点の出品があり、8部門にて審査が行われました。
そして、八女茶は、玉露の部で23回連続産地賞受賞となりました。

第77回 全国茶品評会 八女茶 結果 令和5年 2023年

おいしさを引き継ぎ、お茶の奥深さを伝える八女茶。
伝統を守ることは、たやすいことではありません。
手間暇を惜しまず、一つ一つ丁寧に受け継いで、そして進化していきます。
甘く、コク、まろやか、複雑かつ繊細な、舌をうならせるおいしさの八女茶。
ぜひ、一度飲んでみてください。
一年の始まりに、素晴らしいお茶とともに、幕を開ければ、今年もきっと良い年になります。

「第77回全国茶品評会出品茶審査会」審査結果を発表します – 福岡県庁ホームページ (fukuoka.lg.jp)

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