八女茶 が誇るお茶
八女茶とは福岡県内で作られたお茶のブランド名です。
そして、栽培は八女市内を中心におこなわれ、希少価値の高いお茶が揃っています。
八女市の地形は霧が発生しやすく、それが、山の斜面を覆い、太陽の光を適度に遮断することで、お茶栽培には大変適しています。
太陽の光を遮断することで、お茶の旨味甘みと言われる成分が豊富に蓄えられます。
八女茶の中でも、世界に認められた、「八女伝統本玉露」はまさに、代表格です。
天然の恵みを大いに受けて、最高のお茶が育っています。
世界に認められた「八女茶伝統本玉露」とは
「八女茶伝統本玉露」の産地、福岡県八女市は『日本書紀』にも記述のある山間の里です。この地で、日本最多150名のつくり手たちが持てる技術と情熱を注ぎ、生産しています。
太陽の光を当てて栽培された茶葉は煎茶になります。
そして、新芽が出てから茶摘みまでの一定期間、太陽の光を遮断する(被覆栽培)された茶葉が高級な玉露になります。
なかでも最高峰の「八女伝統本玉露」は、被覆方法に4つの決まりがあります。
①茶樹を直接覆わず「棚をつくる」②枝葉を刈らずに伸ばす「自然仕立て」③藁などの「天然素材」を使う④機械を使わず「手摘み」することです。
これらを全て行った茶葉のみが、「八女伝統本玉露」として、認められます。
世界の舌をも唸らせるほどの、奇跡の一滴はこうして育っています。
人生を変えるほど 奇跡の一滴
八女伝統本玉露を口にした方は、みなさん衝撃を受けられます。
それは、ほんの数滴を口にしただけで、口の中から、鼻の奥に駆け抜け、目覚めるという感覚があるからです。
まさに、五感が目覚めるという言葉がぴったりでしょう。
それが八女伝統本玉露なのです。
そんな、八女伝統本玉露は日本だけでなく、世界へ羽ばたいています。
おいしさを追求する世界の一流のシェフたちの舌も唸らせたほどです。
お茶好きの方はもちろん、経験のない方にもぜひ、一度は味わっていただきたい逸品です。
八女茶の歴史 福岡県茶業の歴史
茶の栽培、製茶、喫茶が日本でいつから始まったかについては諸説がありますが、栄西禅師が1191年に茶の種子を中国(宋)から持ち帰り背振山に播いたのが始まりとされています。
今から約600年前の日本は室町時代の中頃にあたり(応永30年、1423年)、明国(現・中国)で禅の修行を終えた栄林周瑞禅師が、筑後国鹿子尾村(現・八女市黒木町笠原)庄屋・松尾太郎五郎久家に、持ち帰りました。
そして、茶の種子を与え製茶技法とともに一般に伝え広めたことが「八女茶」のはじまりとされ、2023年で600年を迎えました。
さらにすばらしいお茶へ
八女伝統本玉露を筆頭に、八女市では、おいしいお茶を丁寧に丁寧に育てています。
安心安全のお茶をお届けするべく、土づくりから余念がありません。
さらに、歴史と伝統を守り抜き、常に、生きた茶葉と向き合っています。
皆様のご家庭へおいしいお茶との出会いがお届けできるよう努力してまいります。
今年もどうぞ、歴史ある八女のお茶をご堪能ください。
健やかな一年になりますように。