
福岡県茶共進会玉露の部の審査
福岡県茶共進会は、県内の茶農家が丹精込めて生産した玉露の品質向上と振興を目的とした、大変権威ある品評会です。
玉露の部では、特に優れた玉露が選ばれます。
審査は、一般的に以下のような基準で行われます。
1. 外観(色・形・光沢):
- 色: 玉露らしい鮮やかな緑色をしているか。
- 形: 茶葉の形状が揃っており、均一であるか。
- 光沢: 茶葉に自然な光沢があるか。
2. 香り(水色・香り):
- 水色: 淹れたお茶の色が、玉露らしい澄んだ緑色をしているか。
- 香り: 芳醇で、玉露特有の覆い香(おおいか)や旨味成分に由来する甘い香りが豊かに感じられるか。
3. 味わい(味):
- 旨味: 口に含んだ時の濃厚な旨味がしっかりと感じられるか。
- 甘味: 自然な甘みが感じられるか。
- 渋味・苦味: 控えめで、旨味や甘味とのバランスが良いか。
- コク: 後味にコクや深みがあるか。
4. その他:
- 茶葉の選別: 異物や傷んだ葉などが混入していないか。
- 加工技術: 茶葉の加工技術の高さがうかがえるか。
審査の流れ(一般的な例):
- 一次審査: 各産地やJA(農業協同組合)などで、事前に選抜された出品茶が提出されます。
- 二次審査(県共進会): 県茶業振興会などが主催し、専門の審査員(茶業関係者、鑑定士など)によって厳正な審査が行われます。
- 表彰: 各賞(最優秀賞、優秀賞、優良賞など)が決定し、表彰式が行われます。
福岡県茶共進会玉露の部の特徴:
福岡県は、八女茶をはじめとする玉露の産地として有名であり、その品質は全国的にも高く評価されています。そのため、玉露の部では非常にハイレベルな戦いが繰り広げられます。


八女茶(やめちゃ)のご紹介
八女茶は、福岡県南部、九州山地の山々に囲まれた八女市を中心に生産される、日本有数の高級緑茶ブランドです。その歴史は古く、約800年前に中国から茶の種子が伝わったのが始まりとされています。
八女茶の魅力
八女茶の魅力は、なんといってもその高品質にあります。
- 風味豊かな味わい: 澄んだ空気と豊かな水、そして昼夜の寒暖差が大きい恵まれた自然環境で育まれた茶葉は、コクがあり、まろやかな甘みと、爽やかな香りを持ち合わせています。特に、旨味成分であるテアニンを豊富に含んでおり、深みのある味わいを引き出しています。
- 美しい水色: 八女茶は、鮮やかな緑色で、澄んだ水色(すいしょく)が特徴です。この美しい色合いも、品質の高さの表れと言えるでしょう。
- 確かな品質: 伝統的な製法と最新の技術を融合させ、丹精込めて作られています。長年の経験を持つ茶師たちの手によって、茶葉の個性を最大限に引き出すように丁寧に仕上げられます。
- 多様な品種: 八女茶と一口に言っても、様々な品種があり、それぞれに特徴があります。代表的なものとしては、「やめゆたか」「さえみどり」「おくみどり」などが挙げられます。
八女茶の種類
八女茶は、主に以下の種類に分けられます。
- 玉露(ぎょくろ): 八女茶の代表格とも言えるのが玉露です。収穫前に茶葉を遮光することで、旨味成分であるテアニンを蓄えさせ、独特の覆い香(おおいか)と濃厚な旨味、そして鮮やかな緑色を生み出します。最高級の緑茶として知られています。
- 煎茶(せんちゃ): 玉露に次いで人気のあるのが煎茶です。適度な渋みと旨味のバランスが良く、普段使いしやすいお茶です。八女の煎茶は、コクがあり、後味もすっきりとしているのが特徴です。
- かぶせ茶(かぶせちゃ): 煎茶よりも長い期間、茶葉を覆って栽培されたお茶です。玉露ほどではありませんが、旨味や甘みが強くなり、爽やかな香りも楽しめます。
- 抹茶(まっちゃ): 茶葉を石臼などで挽いた粉末状のお茶です。茶道で用いられるほか、最近ではラテやスイーツなど、様々な用途で楽しまれています。八女の抹茶も、鮮やかな緑色と濃厚な風味が特徴です。
八女茶の楽しみ方
- 急須で淹れる: 八女茶の真価を味わうなら、やはり急須で淹れるのが一番です。玉露は低温(50℃~60℃程度)でゆっくりと、煎茶は少し高めの温度(70℃~80℃程度)で淹れることで、それぞれの風味を最大限に引き出せます。
- 水出しで楽しむ: 夏場などは、冷たい水でゆっくりと抽出する「水出し」もおすすめです。まろやかな甘みとすっきりとした味わいが楽しめます。
- 料理やお菓子に活用: 抹茶はもちろん、煎茶や玉露も、お菓子作りや料理の風味付けに活用できます。
八女茶の産地
八女茶の主要な産地は、福岡県八女市です。
特に、星野村は、全国でも有数の玉露の産地として知られ、その品質の高さは国内外で高く評価されています。

一度飲んでみてください。
おいしさが口の中に広がる体験をどうぞ(^_-)-☆
