八女伝統本玉露のおいしさの歴史

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八女茶は一番茶の摘採が4月中旬に始まり、5月上旬に最盛期となります。二番茶が6月中旬から7月上旬、三番茶が7月下旬から8月上旬に摘採されます。

八女茶がブランドとなった歴史

大正14年に行われた茶の全国品評会での出来事。当時の福岡県茶業組合理事長許斐久吉により、製法の混在したお茶、色々な地域名で名称のあったお茶を、改良された高品質の緑茶「八女茶」と統一するように提唱されたところ、満場一致で可決されました。それ以降、八女産のお茶は「八女茶」として多くの人たちに愛される日本を代表とするお茶として栽培、成長を続けています。

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八女茶のはじまり
福岡県の主産地である八女地域での茶の栽培の始まりは、僧周瑞(栄林周瑞)が中国(明)より帰国し、1423年(応永30年)に霊巌寺を建立し、お茶の栽培を伝承したということです。

八女茶が世界に誇る「伝統本玉露」

八女茶の中でも特に評価の高いのは、玉露です。八女市周辺で栽培される玉露は、全国第一位の生産量を誇っています。 八女の玉露は、まろやかな風味と香気が特徴とされています。

八女伝統本玉露は稲わらなどの自然素材をお茶の木に覆いをかぶせて栽培されます(被覆栽培と呼びます)。日光を遮ることで茶葉は艶やかに育ち、渋みの少ないうまみの濃いお茶になります。
天然素材(稲わら)を使って覆うことで温度・湿度が茶芽の生育に適切な状態を保ちます。

また手摘みによる収穫は、新芽の柔らかい部分のみを収穫することができ、 大きさの均一な茶葉になります。

手間暇惜しまず丹精込めて作られた八女伝統本玉露は、うま味成分であるテアニン等のアミノ酸を多く含み、渋味を呈する成分であるカテキン類の含有量が抑えられています。

こうしてまろやかで甘みコク、深い味わいが楽しめる高級な玉露ができあがります。

今や、日本だけでなく、世界にも愛されるお茶にまで成長した、八女のお茶を、ぜひお召し上がりください。

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